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iPhoneケースができるまで

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2019.06.24
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初公開!iPhoneケースができるまで


執筆者:商品開発 JOSH

現在、家電量販店や雑貨店など様々なお店でiPhoneケースを販売しているので、大抵の方はケースを付けているのではないでしょうか。
でもそのiPhoneケース、どのようにして作られているかご存知ですか? ケースによって素材や作り方などは千差万別。その工程を知ることでまた、ケース自体に愛着が湧いてくるかもしれません。

ということで、今回は人気のスクエア型iPhoneケース『TILE(タイル)』の製造工程をちょっとだけご紹介します!
シンプルな形をしたケースですが、実は3つの素材を使用して作られています。

① ケース周辺部に使われている柔らかいTPU素材(熱可塑性ポリウレタン)
② 背面で綺麗な色や柄を表現している強化ガラス
③ 強化ガラスとiPhoneの間にあるPC素材(ポリカーボネート)

では実際にこれらの素材を使って、どういう流れで作られているのでしょうか。

ケースの成形

まずはTILEの黒いケース部分です。この部分は溶かした素材を金型に流し込んで作ります。

成形加工機

1)成形する前にPC(ポリカーボネート)とTPU(熱可塑性ポリウレタン)の色味が合っているか素材のチェック
2)熱で素材を溶かし、射出成形機内で背面のプレート(PC)を成形する
3)成形した背面プレートに問題がないか検品し、完成したプレートの周りにさらに射出成形機内でTPU素材を2次成形する
4)2次成形が完成したらベースとなるケース部分は完成です。

強化ガラスへの印刷

次にケースのメインとなる強化ガラスへの印刷です。この工程により、様々な柄のケースが作られます。
1)強化ガラスの表面をイオナイザーという機器を使用し、表面の静電気を取り除き、ホコリや傷がないかしっかりチェック
2)一枚一枚ガラスをUVインクジェットプリンタへセット
3)紫外線を照射しながら、高精細フルカラーでガラスの裏面に印刷
(裏面に印刷することで、使っていても柄などが剥がれません!)
4)印刷されたガラスに傷や印刷ミスがないか再度チェック

最後に成形したケースに特殊な接着剤を塗り、印刷された強化ガラスを貼り付けて完成です!!
完成した製品は接着剤が完全に固まるまで2〜3時間ほど乾燥させます。

出荷前の最終工程

いくつもの工程を経て完成しましたが、出荷する前に最後の難関が残っています。
1)完成したケースに傷などがないか、印刷のミスがないかをしっかりチェック
2)ここでOKが出たものだけがはじめてパッケージングされ、ダンボール箱に梱包し出荷となります。

1つのケースができるまで実はこれだけの工程があります。
そう思うとお店に並んだケースにみなさん愛着が湧きませんか?
これから新しいケースを買おうとお考えの方はぜひどうやってケースが作られているのか想像してみてください。

※弊社ではOEMのご相談も受け付けております。
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