今や全国的に不要不急の外出自粛が呼び掛けられ、企業も感染防止対策の一環として在宅勤務を実施しているところが増えています。
弊社においても同様に、私たち東京オフィスの社員も4月から在宅勤務を実施しています。
そういった状況ではありますが、プロダクトデザイナーとしての業務は通常と変わらないため、在宅勤務でどんな事をしているのか今回ご紹介したいと思います。
今回の在宅勤務は、私個人としては人生初の経験です。在宅勤務になると聞いた時、私のようなデザイン職には正直難しいのではと思っていました。
なぜなら、デザインをするためにはパソコンだけではなく、3Dプリンターやレーザーカッター、タブレット、複合機なども必要となる場合が多々あるからです。
とはいえ、こういった状況ではありますし、社員の健康を保つための在宅勤務なので今出来る限りで業務の展開方法を考えないといけないなと思いました。
以前のブログでも紹介しましたが、私はプロダクトデザイナーとして造形の検討や合理性の検証に3Dプリンターを日々利用しています。
この3Dプリンターの普及によって、ある意味では、プロダクトデザイナーの業務形態が変わりました。
3Dプリンターがある事でスムーズにデザインができるため、今回大掛かりではありますが、自宅に3Dプリンターを持ち帰り設営を行いました。(図2)
在宅勤務というのは、10年前だったらおそらく成り立たなかっただろうと思います。
現在ではテレビ会議やオンラインでのデータ送信、サーバーなどの活用によって、業務はほぼ通常に行っています。
私としては、こういったことができるインターネット、技術の進化に感謝しています。
在宅勤務にも少しずつですが慣れてきました。
この業務形態のメリットとしては出勤・退勤の移動時間がなく、仕事を効率的に行えることだと思います。
そのため、この状況を機に働き方が変わるだけでなく、新しいビジネスモデルも増えていくだろうと思います。
また、移動時間がないため、通勤で疲れることもなければ仕事の後に個人の時間を有意義に使えるということもあり面白い体験だと思います。
弊社はこういった状況でも、引き続きデザイン自体とユーザーエクスペリエンスを重視し、皆さんに満足してもらえる商品を作っていくことに変わりはありませんので、ぜひこれからも弊社商品を楽しみにしてください。
また、今はまだ外出自粛などで大変な状況ではありますが、皆様も健康を保ちつつ、この危機を一緒に乗り越えていきましょう。