アピロスのホームページ

 
 


True RoundEdge 3D™ の開発

iPhone 6発売前からの最大の技術テーマ

強化ガラスフィルムの常識が崩れ去る

iPhone 6 の噂が出回り始めた1年ほど前、強化ガラスフィルムの開発メンバーは非常に大きな衝撃を受けました。iPhone 6の液晶ガラス面が平坦ではなくなるという情報を得たからです。2012年にクリスタルアーマー®ブランドで国内メーカーとしていち早く強化ガラスフィルムの開発・販売に参入した当社は、常に時々の最新の技術を駆使し、様々な強化ガラスフィルムを製品化してきました。
しかし、そこにはある一つの大前提・共通事項がありました。「ガラスは平ら」ということです。

上記は世界で初めてゴリラガラスを採用した強化ガラスフィルム、2012年当時はラウンドエッジ加工技術が採用できずに、角が尖っていました。(この後、当社が命名したラウンドエッジ加工は業界標準の技術へと発展していきました)

曲面形状の強化ガラスフィルム

iPhoneは製品発表当日まで最終的な技術仕様が正式には不明の為、真偽のほどは確かめようもありませんでしたが、iPhone 6の発表が近づくにつれ、日に日に曲面ガラスが採用されるという可能性が高まりました。多くのユーザーに強化ガラスフィルムの素晴らしさを提唱している当社としては、是が非でも曲面ガラスでの製品化を達成しなければならないという使命感から、その後True RoundEdge 3D™と名付ける曲面3Dガラスの開発に着手しました。
 

従来の常識を捨て去る「平らでない強化ガラスフィルム」の開発にあたり、当社はガラスの素材、加工方法、強化ガラスフィルムとしての性能・使い勝手、製造コストなど、あらゆる項目を一から見直し、全く新しい強化ガラスフィルムの開発を目指しました。

True RoundEdge 3D™技術の特徴

常識破りの製造プロセス

曲げるのではなく「削る」

曲面3Dガラスを製造するにあたり、当社は分厚いガラスをダイヤモンドツールで削り出すという、常識破りの製造方法を開発しました。 ガラスは、800-900℃以上に加熱すると軟化し金型成型が可能ですが、この方法では市販されている板ガラスの厚みやガラス組成に依存し、強化ガラスフィルムとして最高の製品を作り出すことが出来ないと考えたからです。

この常識破りの製造プロセスには、様々な技術的な難しさがありましたが、それらをひとつひとつクリアし、True RoundEdge 3D™ 技術は完成しました。 この技術は当社独自の技術として特許出願されています。
 

iPhone 6 / 6sに完璧にフィット

熱成型されたガラスでは、1000℃近い温度からガラスを冷却する工程でガラス内部に歪みが残り、ガラス自体の平たん度にばらつきを生じさせてしまいます。結果的に当社が求めるiPhone 6との一体感を実現することが出来ませんでした。

 
 
 
True RoundEdge 3D™ 技術では、常温でガラスを削り出す為ガラスの組成自体に影響を及ぼすファクターがなく、1枚1枚のガラス形状が非常に安定します。 このことで、当社がこだわった「圧倒的な一体感」が実現し、信じられないほど液晶ガラスにフィットし完璧にiPhone 6を保護することが可能となりました。
 

将来ロードマップ

削る技術を開発したもう一つの理由は、ガラス原板の厚みに依存しない自在な製品開発をする為です。
 
2012年に強化ガラスフィルムを開発した当初、0.55mmだったガラス厚みが、その後0.33mm / 0.2mm / 0.15mm と薄型化していきました。 ユーザーの利便性(タッチペンやケース類との併用)や手触り(ホームボタン部分の違和感など)を考慮した結果です。これはエクセレント・ユーザー・エクスペリエンスを実現する という当社の製品開発理念そのものです。
 
「平らなガラス」では、ガラス原板を化学薬品などを用いてスリミング(薄型化)しますが、熱成形による曲面ガラスでは、様々な技術的課題からその手法を用いることが出来ません。つまり、熱成形プロセスを採用することは、曲面ガラスの薄型化を断念することになります。
 
当社は、曲面3Dガラスによるエクセレント・ユーザー・エクスペリエンスを追求するために、曲面3Dガラスも薄型化していきたいと考えています。そしてそれを実現するのがTrue RoundEdge 3D™技術、すなわち「削る」技術なのです。